中年破綻とは?

老後破産という言葉と共に、中年破産と言った言葉も広がってきています。中年破産とは、40代や50代といった、まだ働き盛りの男性がいる世帯が破綻するという、「えっ!どうして!?」と思わず耳を疑うような事態をいいます。老後破産であれば、働けなくなった事で収入が得られず破綻…と理解できますが、まだ働ける年齢なのに破綻するなんて誰もが不思議に思って当然です。それがギャンブルなどによる破綻かとおもいきや、別の理由で起こっているようでなのです。いわゆる、無駄使いで家計管理をしっかりと把握しないで破綻してしまうのが増えているのです。

 

中年破綻をしてしまう人の中には、節約の意識が高く家計管理をしっかりしている人もいます。こうした人は、もともと年収が低いのに教育費や住宅ローン、住居費などにお金をかけてしまっえている傾向にあります。それがリストラや会社の倒産、給料カットなどの目にあったとたんに生活が一気に悪化。中年破産といった目にあってしまうのです。他にも、世帯主や家族が病気になる、親の介護といったことが突然起こり、一気に生活が悪化してしまう事もあるようです。

 

特に一番の稼ぎ頭が病気になってしまうと、中年破綻になる確立が高くなります。特に年収が高い人は、普段から支出も高めになっている事がほとんどですから、プライドや見栄などからもなかなか下げる事ができず…気が付いたら破綻寸前といったことも。生活を変えるのは難しいのですが、年収が高い人ほどリスクは高いといえるのです。


中年破綻を予防する3つの策

中年破綻を防ぐには、日頃からの備えが大事となります。自分の身に何が起こるかは誰にもわかりません。だからこそ、最悪の事態を想定して、実際にどうしたらいいのかシュミレーションを立てておくのです。以下の事はしっかりと考えておきましょう。

 

・今現在の収支決算をして、現状を把握
・将来、起こりうるリスクを想定してシュミレーション
・複数のセーフティーネットを用意しておく

 

現状把握は大事。毎月の生活費はどれくらいかかっているのか、住宅ローンはどれくらい残っているのか、どんな生命保険に加入しているのか、年間の貯金はどれくらいできているのか…この4つのポイントをしっかりと把握しておきます。その結果がイエローカードもしくはレッドカード並みであれば…改善策を講じます。教育費や生命保険の見直しなど、固定費を中心にチェックしていきましょう。

 

また、もしものリスクとしては、リストラ・病気・事故・災害・介護が挙げられます。家族の誰がなっても困るもの。夫だけでなく妻がそうなってしまった場合をそれぞれシュミレーションします。業者などが利用できるのか、公的制度はなにがあるのかを調べておくと役立ちます。

 

そして、セーフティーネットは一つだけではなく複数用意するのがポイント。貯金を増やすのはもちろん、民間保険を利用する、キャリアアップして収入を増やすなど、できる事は全てやっておきましょう。

 

中年破綻をしてしまう人というのは、「まさか自分が!」と考えている場合が多く、現実を受け入れないばかりに事態を悪化させてしまっています。もしもの時の事を考えて準備しておくことで、中年破綻を避ける最大の防御となるのです。


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